SEO第5講座・・・◆クローラー/スパイダーは、HTMLを好む


前回の第4講座までで、アクセスアップの下準備をやってきましたね!。


あなたの準備はバッチリでしょうか?


本日より、本格的なSEO(検索エンジン上位表示対策)をやっていきますが、そのために必要なHTMLの知識がまだまだだという方は、今日から始まるテクニック編を、何度も読み返すようにしてみてください。


HTMLやCGIなどの知識が増えれば、それだけで気づくことが増えるはずですから、一度読んだだけで満足せず、何度も何度もトライアンドエラーを繰り返してみてくださいね。





それでは、第5講座いってみましょう。






◆クローラー/スパイダーは、HTMLを好む


突然ですが、ウェブページにはHTML以外にも、様々な言語を用いたページがあるのをご存知でしょうか。

HTMLは、Hyper Text Mark-up Language の略称というところからもわかるように、ウェブページを生成するための代表的な言語であることは言うまでもありませんが、今ではポピュラーになっているCGIやPHPなども、ウェブページを生成する言語ですし、拡張子がASPやJSPとなっているものも、ウェブページを生成する要素です。


これらは全て、ある特定の言語を用いて書かれている一種のプログラムですが、その中で、ロボット検索エンジンのクローラーが好むスタイルは、HTMLのみだということを、まずは覚えていてください。


そもそも拡張子って何? という方もいるでしょうから、ここで少々触れたいと思いますが、拡張子というのは、ファイル名の最後に「***.doc」「***.xls」などと付いている、ドット以下の3文字を指します。


「doc」は、マイクロソフトワードの拡張子で「document」の略ですし、「xls」は、マイクロソフトエクセルの拡張子で「excel」の変化形です。


これ以外にも、.pdf .ram .ppt .txt などなど、数え上げればきりがないほどの拡張子が存在します。


そして、注意して見ないとわからないかもしれませんが、「.html」と「.htm」は、プログラム言語上では同じものと扱われますから、ロボット検索エンジンが好むのは、.html .htm のファイルということが言えます。



これはどういうことかと言うと、クローラー/スパイダーは、ウェブページに書かれているテキストを自動的に読み上げる機能が備わっており、静的に生成されるウェブページからの情報しか得ることができないという習性を持っているからなんです。


少し複雑な話になりますが、トップページが「index.cgi」や「index.php」などの場合、もしそのウェブページに対してクッキーなどの引数が必要なページだと、クローラー/スパイダーは、そのページを読み上げることができません。


引数のことまで触れると長くなるので、それはあなた自身で調べていただくとして、とにかくクローラー/スパイダーは、特別なデータを必要としない、極めてシンプルなウェブページを好むことが証明されていますから、



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             Simple is the Best!
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ということを、しっかり頭に入れて、ウェブサイト制作をしてください。


クローラー/スパイダーは、テキストが多く、情報量がたくさんあるページを好みます。
画像がいくらキレイでも、ページデザインがFLASHでクールに動きまくっても、検索エンジンには全く効果がありません。
結果的に、あなたのサイトに訪れるユーザーも限りなく少なくなります。


もちろんデザインが良いサイトは、アクセスしてきたユーザーに与えるイメージは良いものでしょうが、過度に懲りすぎたデザインは自己満足以外の何ものでもありませんよ!。



        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         サイト制作の基本は、HTMLのテキストベース
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これが一番重要です。






HTMLやHTMを好むというのは、ウェブページの形がHTML,HTMになっていれば良いというだけではなく、クローラー/スパイダーは、そのページに書かれているテキスト全体を読み上げて、そのページの重要性(ランク)を決定するため、プロのデザイナーが好む、いわゆるトビラページでは意味がないというわけです。


最近では、

ページタイトル
[ HTMLページはこちら ] [ FLASHページはこちら ]

上記のようなページを最初に設けているサイトも見かけますが、SEO的に見て、これは最低のページです。そのページのアクセス数を増やしたのであれば、これは絶対にやってはいけません。


初めてウェブサイトを作る人が特に陥りやすい、デザインをカッコイイものにしたい症候群ですが、これではどんな情報が書かれているページなのか、アクセスしてきたユーザーが一瞬で判断できるわけないですし、クローラー/スパイダーが読み上げるテキストの量が明らかに少なすぎですから、重要なページだと判断されません。


セミナー中に改めてお伝えしますが、


  [ HTMLページはこちら ]



というリンクが設定されているテキストについても、これでは全く意味がありません。
Aタグによって設定されるリンクテキストは、SEOの見地から見て非常に大切な要素なのですが、このようなリンク設定をすると、クローラー/スパイダーが自動的にページの内容を読み上げる際、


「『HTMLページはこちら』という内容が、リンク先のページに掲載されている」


と判断しますから、これでは検索に引っ掛かるわけもないですし、あなたが決めたキーワードとは全く関係ないものになってしまうのです。






◆ページ全体にキーワードをちりばめる


ウェブページは、HTMLが良い。


これは理解していただけたと思いますが、単純にHTMLにするだけで良いのかと言えば、全くそうではありません。
HTMLで作られたウェブページを、クローラー/スパイダーの好む形にしてあげなければ、SEO対策にはなりません。


今後、細かい内容はひとつひとつお伝えしていきますが、まず大事なことをご紹介しましょう。それが、



    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ウェブページ全体に渡って、キーワードをちりばめること
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



です。


実際に「Google」を使って検索してみればわかると思いますが、検索結果のリストに掲載されるサイト名と説明文章では、検索キーワードがボールド(太字強調)されているのがわかると思います。


これが実は重要で、あなたのウェブページ内に検索されたいキーワードがどれくらい盛り込まれているかで、ページの重要度が変化するのです。


だから、たとえばあなたのサイトテーマが「料理」で、キーワードが「料理・レシピ・パーティー・鍋」などだったら、それらのキーワードを盛り込んだサイト説明文を作らなくてはいけませんし、それらのキーワードを意識的にたくさん使ったほうが良いのです。


具体的には、



鍋を振ったことがない人でも簡単につくれるパーティー料理のレシピを集めたサイトです。
実際にやったことがない私が試したことを、誰にでもわかりやすくできるようにまとめてみました。何かの参考にしてみてください。


という文章と、



鍋を振ったことがない人でも簡単につくれるパーティー料理のレシピを集めたサイトです。
パーティーで料理なんてしたことない私が、実際にレシピなしで挑戦した簡単手料理パーティーレシピを集めました。
あなたも今日からパーティー料理の達人です!


という文章があったとします。


文字数の若干の誤差は無視していただいて、文章中に出てくるキーワードの量に注目してみてください。


日本語特有の指示語である「こそあど言葉(これ・あれ・それ・どれ)」を、意識的に使わないようにして、毎回キーワードをそのまま使っていますよね?


これだけでも、サイトテーマ・キーワードをちりばめたキャッチコピーになりますし、アクセスしてきたユーザーは、一瞬であなたのサイトに何が書かれているか判断できます。




キーワードをちりばめることが重要ではあるのですが、明らかに無理やりにキーワードを詰め込むと、検索エンジンスパムと見なされて、逆効果になることもありますから、気をつけましょう。


補足までに説明しておきますが、検索エンジンスパムとは、検索エンジン上位表示対策として、故意に悪意ある方法で上位表示を狙うことを言います。


先ほどのキャッチコピーの例で言うと、先ほどの文章は日本語を使った文章として、ユーザーが読んだとしても何ら違和感はありませんよね? ・・・・  ですが、それを、



簡単手料理パーティーレシピ。簡単手料理パーティーレシピ。簡単に手料理をす
るためのパーティーレシピはこのサイト。簡単に手料理レシピを使って、あなた
のパーティー料理のレシピに加えてください。


このようにしてしまうと、(まぁギリギリOKの感じはありますが、)ユーザーに対して親切な説明ではありませんし、日本語の文章として意味がわからなくなってしまいます。




いくらキーワードをちりばめることが重要であったとしても、文章そのものが意味の通じるものでなければ、ユーザーは読むのをやめてしまいます。


アクセス数アップは目的ではなく、あなたのサイトで売られている商品を買ってもらうためのひとつの手段に過ぎませんから、過度なキーワード羅列は絶対にやめましょう。


最悪の場合、検索エンジンのデータベースから、ドメインごと削除され、今後一切あなたのサイトをクローラー/スパイダーがページを読み込まなくなってしまいますから。



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      意味の通じる日本語で、キーワードを大活躍させる
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これを意識して、キャッチコピーを作り、情報量を増やすためのページコンテンツ用テキスト文章を書き続けると良いでしょう。





以上、第5講座・・・、いかがでしたでしょうか。


徐々に暴かれていく検索エンジン対策のテクニックですが、いきなり全部を実行するのではなく、ひとつひとつ確実にこなしていけるようにしましょうね。


それを考えて、セミナー本文もあまり長い文章にしないように調整していますから、今日学んだことは今日実行するつもりで、毎日あなたのウェブサイトをチェック&修正してみてください。


もちろん、あなたのサイトにアクセスしてきたリファラー解析(アクセス元URL)をうまく活用して、その後のアクセス上昇にも気を配ってくださいね。



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