SEO第3講座・・・「ネットユーザーは、問題解決方法を求めている」


第2講座、全てを無料でやることについて、心構え的なお話をしました。


本日は、実際にあなたのサイトのアクセスアップを無料で実践する前に、たくさんアクセスされるためのサイト制作に関して、少々詳しくお伝えしていきたいと思います。


これからあなたのサイトを作る場合でも、今持っているサイトを改良していくという場合でも、とにかく今回お伝えする内容は全てに共通して大事なことですので、じっくりと時間をかけて行動していただければと思います。





それでは、SEO第3講座・・・いってみましょう。






◆アクセスアップを図るその前に


あなたのサイトのアクセスを向上させるテクニックを実践する前に、やっておくべきことがあります。


これらは、サイト制作に当たって考えるべき内容ですし、アクセスアップのためのSEOを施す前段階で知っておくべき内容ですから、忘れずに覚えておいてくださいね。






★サイトテーマは決まっていますか?


サイトテーマとは、いわばあなたのサイトの骨子になる部分です。また、テーマは、すなわちキーワードになりうるものであるべきです。


インターネットユーザーは、何を目的として検索エンジンを使用するのでしょうか? インターネットユーザーは、何を求めてインターネットの世界を動き回るのでしょうか?


実はこれ、あなたはたぶん今まで考えたこともなかった視点かもしれません。


SEO、検索エンジン上位表示対策は、実はこの質問をあなた自身が意識するところからはじまります。


質問の答えを一言で言うと、ネットユーザーはある問題を抱えていて、その問題解決策を探しているということに他なりません。


大事なことなので、もう一度言います。



       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        ネットユーザーは、問題解決方法を求めている
       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



んです。



ですから、ユーザーは最初からあなたのサイトで売られている商品を探しているわけではありません。あなたのサイトにある問題解決策を探しているのです。



たとえばあなたが、大好きな女性とのデートのことを考えているとして、最適なデートコースを考えているとします。
それをインターネットで解決できないか?と考え、検索エンジンで、「デートコース・東京・おすすめ・スポット」などのキーワードで検索して出てくるサイトの情報を見るでしょう?


また、あなたがこれから起業するにあたって、会社の設立の仕方がわからないとして、検索エンジンで、「会社・設立・登記・法律」などのキーワードで、あなたが疑問に思っていることを解決できるだろう情報を提供しているサイトを探すはずです。


問題解決のための方法として、あなたが売っている商品を買ったほうが良いと判断すれば、ユーザーは、“結果的に”あなたのサイトから商品を買うことになるんです。

つまり、ユーザーはあなたの商品を買うことそのものに価値をおくのではなく、その商品を購入したあとに手に入れることができるシアワセを買うんですね。



つまり、これらの事実を元に考えると、あなたのサイトにたくさんのユーザーを集めるためには、あなたのサイトは、



   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    あるユーザーグループにとって“有益な情報が満載”のサイト
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



であるべきなんです。


だからこそ、何はなくとも最初にサイトテーマを決めてください、ということを、今お伝えしているのです。




★サイトテーマはニッチであればあるほど良い


サイトテーマは、ニッチであればあるほど良いという法則もあります。


ニッチとは、【隙間】というのがが最適な和訳だと言われていますが、私としては、ニッチというのは、



     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ある特定のテーマに限りなく絞られたひとつの分野
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



であると考えます。



たとえば、



▲株式投資の方法を教えるサイト


とするよりは、



▲サラリーマンのための、簡単に始める株式投資入門



のほうがより良いのです。


つまり、漠然としたサイトテーマに比べ、ある特定の(例ではサラリーマン)グループにフォーカスしたサイトテーマが良いということになります。


これをじっくりとつきつめて考えていけば、おのずとあなたが選ぶサイト紹介文ができあがると思いますので、ぜひじっくり時間をかけて検討してみてください。



これはあなたのサイトを見た瞬間の判断で、「お、これは自分に当てはまる」・・・と思われるか、それとも、「今の自分には関係ない」と思われるかの違いを生みます。


しかも、このサイトテーマは、直接あなたのサイトキーワードにつながります。
ここでは、「初心者」「株式」「投資」「方法」「簡単」などがキーワードになり得る候補ですね。(※複合キーワードを含めるともっと多いはずです。)




あなたのサイトテーマ・サイトキーワードを、あなた自身がすぐに答えられるか。
あなたの友人にあなたのサイトを見せて、何が書かれているサイトか直感的に判断できるか。


インターネットユーザーは、瞬時にサイトの判断を下します。
あなたのサイトにアクセスしてきたユーザーに、直感的に「このサイトには何か大切なものが書かれている」と思わせることが重要です。
それができなければ、すぐに「戻るボタン」を押されて、次のサイトに移動されてしまうことでしょう。


そのためにも、あなたのサイトテーマを限りなく絞り、それらのキーワードをサイト内にちりばめることが大切になってきます。






★ターゲットユーザーは絞っていますか?


アクセスアップとは直接関係ないと思われるかもしれませんが、ターゲットを絞ることも重要です。


先述したサイトテーマを絞ることと同様に、あなたのサイトに訪れるだろうユーザー層・ユーザーのイメージをしっかりと持ちましょう。


たとえば、高級化粧品を扱うネットショップであれば、ユーザー層は


・女性
・社会人
・30歳くらいまで
・独身(既婚者を含めても良い)


最低これだけでもすぐに思いつくはずですし、さらに絞っていくことも可能です。


ターゲットユーザーを絞ることは、ウェブサイトを作成する上でも重要な要素になってきますし(色使いや言葉遣いなど)、プロモーションを行う上でも大切なものになるはずです。



一般的に見て、誰でもウェルカムのほうが万人ウケするから良いだろうと考えがちですが、いかにニッチに、いかに絞られたサイトを制作するかが、ネットビジネスでは最高に大事な要素です。


SEOの見地から考えても、「キーワードがはっきりしている」「ターゲットユーザーが明確であるということは、何よりも大事な要素だということは言うまでもありません。



今一度言いますが、インターネットユーザーはある特定の情報が掲載されているウェブサイトを求めて検索エンジンを使います。

検索結果の上位にあなたのサイトが現れたとしても、あなたのサイトテーマが明確になっていなかったり、一瞬の判断であなたのサイトに掲載されている情報がわからなければ、検索エンジン上位表示対策をしたところで意味がありません。


それはつまり、検索結果上位に表示されてアクセスされたとしても、一瞬で戻るボタンを押されてオシマイなんですから、売り上げにもならないし、サイトを見ることすらされないわけですね。


せっかくあなた自身が努力して、SEOを施したところで、結局売り上げゼロで意味がなかったという、そんな悲しい結末になるのだけは避けていただきたいですね!。


だから、検索エンジン上位表示だ! SEOだ! と叫ぶ前に、あなたのサイトそのものの見直しから行ってみてください。
これからサイト制作をするのであればサイトテーマ・ターゲットユーザーをはっきりと明確にしたうえで、制作を開始してみてくださいね。








◆アクセスアップを図るその前に 情報量の大切さ


サイトテーマ・ターゲットユーザーを明確にすることが重要であるというのは、先ほどお伝えしたので理解していただけたと思います。


さらに大事な要素として、【情報量】という要素を取り上げたいと思います。



いくつかのSEO関連のサイトでは、ウェブサイトの百貨店化をオススメしているところもありますが、私は、ウェブサイトは専門店化すべきだと考えています。


つまり、サイトテーマAというものに対して、深く掘り下げられたサイトにするということです。
そして、そのテーマAということに関して、日本一を目指すべきだと考えています。



ここで、【情報量】という要素をどう考えるかと言うと、



     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      一度では閲覧できないほどの深い情報を掲載する
     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



ということになります。


ネットユーザーは、サイトテーマに沿ったキーワードであなたのサイトに訪れます。
検索結果リストから、あなたのサイトに訪れた人は、それだけでもあなたのサイトの見込み客であることは言うまでもありませんが、さらにそのユーザーをリピートさせるために、深い情報を一度で閲覧できないほど掲載するんです。


リピートというのは、たくさんのビジネス系メルマガや本でも言われているとおり、現代のマーケティングで必須の施策ですが、「検索・アクセス」という意味でのリピートというのはすなわち、ブラウザの“お気に入り”からサイトにアクセスするということに他なりません。



では、ユーザーが“お気に入り”にサイトを登録するときはどんなときか?



そうですね。一度に閲覧できないほどの有益な情報がたくさんあれば、必ず“お気に入り”に登録されます。
あなたが実際に“お気に入り”に登録するときのことを考えれば、わかりますよね?


もしくは、あなたのサイトを覚えていてくれるほどのあなたのファンであれば、あなたのサイト名を検索エンジンから探して、何度も足を運んでくれるでしょう。



さらに、情報量を多く掲載する特典として、あなたのサイトの情報量が多ければ、検索キーワードにヒットする可能性も飛躍的にアップしますし、登録されるのが難しいと言われる「Yahoo!」へのディレクトリ登録にも効果的に作用します。




サイトテーマ・ターゲットユーザーに合わせた情報をたくさん書けるかどうか、アクセスアップのためにはテキスト情報が必須ですから、【書く技術】を磨くことも考えたほうが良いかも知れません。


魅力的な文章はそれだけで人を惹きつけますし、一度アクセスしてきた人を逃がさないためにも、大切なことかも知れませんね。




★“お気に入り”からのアクセスは、サイトアクセスの30%以上を占める


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  リピーターを増やすほうが、新規の顧客を増やすより20倍簡単である
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ということがマーケティングの世界では散々言われていますが、正にそれをアクセスアップに役立ててしまおう! と考えるなら、お気に入りに登録させる努力をするべきなんです。


そのための情報量であるし、サイトテーマ・ユーザーターゲッティングですから、軽視しないでしっかりと考えてみてください。



・サイトテーマやターゲットは、サイト制作前にしっかりと紙に書き出す。
・そこから出てくるキーワードを、10個ほどピックアップする。
・サイト情報になる文章は、テキストエディタで書きまくって貯めておく。
・サイトテーマに沿ったあなたが伝えたいこと、売りたい商品など、テキスト量を 意識して、毎日1時間でも書き続ける。


以上のことを、今すぐに実行してみてくださいね。






★テキストエディタを使いこなそう


これらの文章をパソコン上でまとめていく作業の中で、必ず使うソフトとしてテキストエディタがあげられると思います。


これからメールマガジンを書いたり、ステップメールを活用する人もいるでしょうが、Windows標準の「メモ帳」や「ノートパッド」では機能的に限界があるので、きちんとしたソフトを用意したほうがいいでしょう。


オススメは、


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■秀丸エディタ(有料)
http://hide.maruo.co.jp/software/hidemaru.html

■TeraPad(無料)
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se104390.html
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です。


両方とも、文字数や行列数が見られるのでとても便利ですし、HTMLを手書きで直したりするときにも使えますので、持っておいて損はないですよ。





以上、SEO第3講座でしたが、いかがでしたでしょうか。


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・サイトテーマ
・ユーザーターゲッティング
・情報量
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これらはそれぞれ重要な考え方ですから、サイト制作の際には必ずこれらのことを・・・考えておいたほうが良いでしょう。
ホントに・・・メッチャ、重要だよ!


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