SEO第14講座・・・「PageRank」の高いサイトにリンクしてもらうことが大切

前回、前々回と連続して、キーワードに関連する重要な事項について確認しました。いかがだったでしょうか。


しっかりとあなたのサイトテーマ・キーワードを認識して、SEO対策を施した理想的なサイト作りに役立てていただければと思います。




今回は、実践的なテクニックとしては最後となる、インターネットパラレルワールドにおけるつながり、「リンクの重要性」についてお伝えしていきます。


検索エンジンで上位に表示されるのはどうしてか? なんでそのサイトが誰もが知っているほどの人気サイトになりえたのか?


知っているのと知らないのでは全然違う。知っているのと実際に行動するのもまた、全然違うのです。


今回を含め、あなた自身で全てタダで実践できるテクニックを駆使して、いざ!行動を起こしましょう。





それでは、第14講座いってみましょう。






◆リンクポピュラリティーという考え方


直訳すると、【リンク人気度】とも言うべき考え方ですが、結論から言ってしま
うと、



  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   たくさんリンクされているサイトは、それだけ重要なサイトである
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



と見なされるということを覚えておいてください。


一般的に、「リンクされている数」を指す言葉として、「被リンク数」などと言いますが、この考え方はつまり、「クローラー/スパイダーは、被リンク数が多いサイトほど、より重要なサイトだと判断する。」というアルゴリズムのもとに認知されている事実です。



そして、これを見た目で判断できるツールとして、「PageRank TM」を取り上げたいと思いますが、以前お伝えしたことがある「Google ToolBar」の機能として、とても重要な要素です。


セミナー第1回目でご紹介しておいたのですが、その後インストールされているでしょうか。もしされていなければ、今すぐメールを読むのをやめて、下記のURLに飛びましょう。



★Google Toolbar
http://toolbar.google.com/intl/ja/




さて、ではこのツールバーがインストールされているとして話を進めていきたいと思います。


まず「PageRank TM」という考え方は、その名から推察できるとおり、インターネットの世界における、1つのページのランク付けを行うものです。


これは、ここで取り上げているリンクポピュラリティーを基本として、他のあらゆるSEO対策系の評価をまとめたもので、ツールバー上のグリーンのグラフで示されます。


たとえば、ツールバーがインストールされている状態で「Yahoo!」にアクセスしてみると、そのグリーンのグラフは半分を超えて示されているでしょう。これは、「PageRank TM」の「Yahoo!」に対する評価が、10点満点中、8くらいあるということを示すものです。


「10点満点中8点」という数字を説明すると、この「PageRank TM」では、インターネット世界に存在するありとあらゆるページ、それらひとつひとつに対しての「Google」の独断と偏見による絶対評価です。


これは、ランク1〜ランク10まであるとされていて、日本語サイトでは10は絶対に取れないようになっているようです。(英語のサイトのほうが、世界的な価値基準において、より重要と見なされるのかも知れません。)


日本で最強のリンクポピュラリティーを誇る「Yahoo!」のトップページでさえ、8という評価ですから、いかに上位ランクを取るのが難しいか、ということは想像できるかと思います。


リンクポピュラリティーは、「PageRank TM」という仕組みの中でも、特に重要なポジションを占めているようで、たとえばあなたのサイトへのリンクが1つもない状態と、10のサイトからリンクされている状態では、やはり検索結果に違いが出てきます。


ですから、あなたのサイトが「PageRank TM」でどのくらい評価されているのかに気を配りながら、被リンク数をあげる努力をしていくと良いでしょう。






◆リンクされるキーワードの重要性


さて、先述のとおり「リンクされる数が重要だ」ということは理解していただけたかと思いますが、ここでさらに知っておくべきこととして、



          ━━━━━━━━━━━━━━━
           リンクワードは重要視される
          ━━━━━━━━━━━━━━━



ということについてお話していきたいと思います。


リンクポピュラリティーという考え方には、ただ単純にリンクの数が多いサイトほど、クローラー/スパイダーに重要視されるという点と合わせて、リンク設定されているキーワードも重要であると考えられています。


つまり、あなたが特別気をつけなければならないことは、



  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   あなたのサイトキーワードを用いて、リンクされているかどうか
  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



を意識するということです。



いくらたくさんの被リンク数を確保したところで、リンク元となるサイトで設定されているリンクワードが、


***=あなたの選んだキーワード

------------------

***は、こちら!

------------------


「こちら」という場合と、


------------------

***は、こちら!

------------------


「***は、こちら!」という場合では、後者のほうがより良い「リンクのされ方」になるわけです。


いわゆる相互リンクなどで、一方的にお願いするだけして終わりの人も多いかと思いますが、それではどういったテキストを用いてリンクされるのかわからないですし、せっかく相互リンクしていただけるのであれば、あなたの選ぶ重要キーワードを含んだテキストに対してリンク設定してもらうようにしたほうが良いでしょう。


リンクタグである「A」に囲まれたテキストは重要視される、と第10回目のセミナーでお伝えしたかと思いますが、実はリンクポピュラリティーという考え方と、「A」タグの重要性というのは、とても近い理論になるわけで、お互いが相互補完的に作用しあって、検索結果上位表示につながるんですね。




リンクワードが重要だという証拠になる検索結果の代表例として、「EXIT」の真実をご紹介しておきます。
サイトキーワードとは何ら関係のない検索ワードでさえ、多数のサイトからリンクワードとして設定されていれば、こういう結果にもなるのですから、驚きです。


EXITとは全く無関係の「Yahoo!」が、なぜか堂々第1位を獲得しています。これぞ、リンクポピュラリティーのキーワード効果でしょう。


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★「EXIT」の検索結果はこちら
http://www.google.com/search?num=50&lr=lang_ja&q=EXIT
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◆リンクされるサイトの「PageRank」も重要です


さらにもう1点。リンクポピュラリティーで忘れてはならないことについてです。


先ほど、【被リンク数をとにかく増やすのが重要である】ということをお伝えしました。とにかく数を増やすことももちろん大切ではありますが、もう少し頭を使ったリンクポピュラリティーへの対策として、


「PageRank」の高いサイトにリンクしてもらうことが大切。



だということを覚えておいてください。


これはつまり、「ランクの高いサイトからリンクされているサイトは、ランクの高いサイトと同じくらい重要なサイトである。」という検索アルゴリズムによる考え方です。


ですから、ムヤミヤタラに弱小サイトに対して相互リンクを依頼したり、雑多なサイトが集まっているアクセスランキングのようなサイトに登録しても、実はあまり意味がありません。しかも、労力のわりにアクセスアップは期待できないでしょうから、最初からやってはいけませんよ。


その代わり、たとえば「Yahoo!」に登録されている重要だろうサイトとの相互リンクであるとか、ツールバー上で比較的高いランク付けをされているサイトなどをメインに、リンクしてもらうよう努力することが大切です。


【やったらいいかもアクセスアップ法】と【やっても無駄なアクセスアップ法】

というテーマで、別の機会に改めてお伝えしますが、とにかく被リンクの数を増やしたいなら、「PageRank」の評価が高いサイトを優先的にやっていくほうが良いでしょう。






◆被リンク数を知るためのツール


こちらは私もあまり活用はしていませんが、便利なものなので言及しておきます。


リンクポピュラリティーを確認するツールとして、少し正確性にかけますが、以下のサイトをご紹介します。
数字そのものに確証性はないので、あくまで参考程度に見てみてくださいね。


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★被リンク数検索ツール
http://ymn.info/access/php/linkpopulation.php
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また、同じサイトで提供しているツールの中に、こんなものもあります。使ってみてもおもしろいかも知れません。


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★Google順位検索ツール
http://ymn.info/access/googleparser.php
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以上、SEO的実践無料テクニックも終盤を迎えようとしています。


今回お伝えしたリンクポピュラリティーという考え方は、検索アルゴリズムの中でも普遍的なものですから、今後も重要な分野であることは間違いないでしょう。


反面、無理やりリンク数を増やしたりすると、どこかで検索エンジンスパムと見なされる可能性もありますから、自然の成り行きでリンク数を増やしていけば良いと思います。


最初は相互リンクをすることそのものが難しいかも知れませんが、結局全てを無料で実践するためには、あなた自身が動かなければなりませんから、諦めないで挑戦を続けてみて下さいね。きっとアクセス倍増という形になって、報われる日がやってくるでしょう。



補習講座・・・■リンクポピュラリティ■


リンクポピュラリティとは?(最終的にいきつくところは・・・?)

今回はこの「ホームページ集客論」がメインです。
ちょっぴり難しいことも書きますがこの部分は意外と重要なので今回は詳しく書かせていただきます。

Google等のページランクの重要性が高まると同時に、ウェブページ自体の内容を最適化する検索エンジン対策は効果は現在ほとんど効果がなくなりつつあるのが現状です。(無理に目立たせようとしても無意味って事ですよ。)

そこで検索エンジンのマーケティング上で必要となってくるのが、対象ウェブサイトに対してリンクを掲載してくれる外部ウェブサイトを1つでも多く増やし、対象ウェブサイトの「リンクポピュラリティ」を向上する作業です。

片方向のリンクではなく、双方向の相互リンクというと御理解いただきやすいかと思います。

リンクポピュラリティとわざわざ呼ぶからには、単純にサイトへのリンク数を増やせばページランクが上がると言うものではありません。

ページランクの項でも説明した通り、リンク元のウェブサイト、ウェブページ自体がページランクの高いサイトであることと、そして自分のウェブサイトに関連する種類のサイトであることが必要になってきます。

これはある意味、ビジネスサイトにとっては非常に難しい課題です。
と言うのも同じ内容を取り扱っているサイトでさらにページランクが高いサイトとなると、多くの場合、競合相手と言う場合が多く結構命取りになってしまうケースもあるのです。

そのような場合は簡単にリンク依頼を承諾してくれるケースは少ないでしょう。

地道にネットサーフィンを行い、個人サイトなどリンクを掲載してくれそうなサイトに対してアプローチを行う必要があります。言い方は少し悪くなりますが数で勝負と言うことです。

ただ一般的に個人サイトは被リンク数も少なくページランクが低い傾向にありますから、一定以上の数の個人サイトからリンクを得ない限り、ページランク向上を実現することは難しいでしょう。

つまりウェブサイトが意識的にリンクポピュラリティを向上することは非常に難しく効果的なGoogle対策を実現することは一筋縄ではいかないのが現状です。

裏返せば自然発生的にリンク数が増えた人気サイトのリンクポピュラリティ、ページランクが高くなり、Googleの検索結果がより多くのユーザーに高い支持を得た結果が今日のGoogle人気につながっていると言えます。

つまりリンクポピュラリティを向上させるには、関連サイトを検索しリンク依頼の電子メールを送ると言う作業もありますが、より多くのユーザーに利用される、自然にリンクを掲載してもらえるような充実したウェブサイトを作成する、と言うことに最終的にはつきるとも言えます。

もちろんだからと言って・・・検索エンジン最適化作業、検索エンジンマーケティングのノウハウが一切必要ないわけではありません。

最適化を行うことでリンクポピュラリティが高いサイトが確実に検索エンジンに登録されるための基盤を作り、せっかくのリンクポピュラリティを最大限に生かすことができるのです。


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