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第10回に引き続き、今回のテーマも



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             重要なタグのランキング
            ━━━━━━━━━━━━━



です。


前回は主に、「論理強調タグ」についてお伝えしましたが、今回はそれに加えて、「視覚強調タグ」について触れてみたいと思います。


事実上、論理強調タグに比べれば重要度は若干低いですが、それでもこれをうまく活用することで、SEO的により良いサイトになることは間違いありません。


昨日の内容も含め、早速あなたのサイトに反映させてみてくださいね。





それでは、第11回目いってみましょう。






◆SEO的重要タグランキング 2日目


前回のメールで、


★「TITLE」
★「H1 〜 H6」
★「STRONG」
★「A」
★「EM」


上記5つのタグについて解説しましたが、今回はこれに加えてさらに3つのタグと、3つの要素をお伝えします。


繰り返しますが、



      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       重要タグとキーワードのミックス技が効果的
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



ということを覚えておいてくださいね。タグそのものが重要なのではなく、あくまでタグの内側のテキストが重要だという意識が大事です。


では、早速残りのタグについて解説していきましょう。





★「B」タグ


最もポピュラーな強調表示用のタグとして、ご存知の方も多いはずです。というか、この「B」タグを知らないでHTMLを書いている人はいないでしょう。


昨日のメールでお伝えした論理的強調要素である「STRONG」タグとは対照的に、「B」タグは視覚強調要素としてクローラー/スパイダーに読み込まれます。


それぞれの要素そのものの解説はここでは省きますが、



          ━━━━━━━━━━━━━━━
           論理的強調 > 視覚的強調
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ということだけ、しっかりと頭に叩き込んでおいてください。


「B」タグは、事実上「STRONG」タグよりもランクは低く扱われますが、何も施していないプレーンテキストに比べれば、少なからず効果のあるタグです。


ただ、現実的にブラウザでの表示のされ方が同じということを考えると、あなたが優先するべき選択順序は、


1.「STRONG」タグ
2.「B」タグ


であることには変わりありませんから、どちらを使うか悩んだときには、迷わず「STRONG」タグを使いましょう。





★「I」タグ


テキストをイタリック表記にしたいとき、最初に思いつくのがこの「I」タグかと思います。
あまり使われることのないタグではありますが、ピンポイントで活用することで、文章を読みやすくする効果があるでしょう。


すぐに思いつく例としては、あなたが受け取った誰かの手紙なりメールなりを引用する際に使うパターン。
もしくは、見出し要素の中にトッピングすることで、さらにその見出しを強調するパターンなど。



ブラウザが対応する表示効果そのものは、昨日お伝えした「EM」タグと全く同じですし、「STRONG」タグと「B」タグの関係と同じようなことがここでも言えると思います。


すなわち、


1.「EM」タグ
2.「I」タグ


のどちらを選択すべきかと言われれば、迷わず「EM」タグを選びましょう、ということですね。





★「FONT」タグ


「FONT」タグの中には様々な属性がありますが、その中でもポピュラーなのは、「Size,Color,Face」などでしょうか。


属性が何であれ、ある文字列が「FONT」タグで囲まれていれば、それだけでも強調表示効果を設定していると見なされて、クローラー/スパイダーに読み込まれます。


たとえば、



[B][FONT size="6" color="red"]あいうえお[/FONT][/B]


と、



[FONT color="red"][H1]あいうえお[/H1][/FONT]



という記述は、ブラウザの見た目上は全く同じですが、クローラー/スパイダー側から見れば、後者の記述方法がより重要視されます。


また、普通一般的な「FONT」タグの使われ方としては、文字サイズを拡大縮小するためか、もしくはテキストに色を加えたい場合ですが、文字サイズは「H」タグをうまく使えば修正することができますし、CSS(スタイルシート)を活用することを覚えれば、一切使わなくても済むようになります。


そこで、ここでひとつご提案したいのは、



         ━━━━━━━━━━━━━━━━━
          「FONT」タグは、色指定のみ使う
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というのはいかがでしょう?


こうすることで得られるメリットは3つあります。


1つには、フォントサイズの修正を、それぞれのページで一語一語管理するのではなく、CSS(スタイルシート)で一括管理してしまうことで、サイト管理そのものが楽になるという点。



2つには、「size」属性を指定しないことによる、HTMLデータの縮小という点。
HTMLデータそのものを取ってみても、過度に重い(100K越)ことが原因で、あなたのサイトにアクセスしてくれたユーザーが、ページ表示が遅すぎて逃げてしまう可能性がありますから、いつでもHTMLデータ量には気を配ることです。



3つには、フォントサイズ以外を指定しないという約束を設けることで、ウェブページ製作段階において、あなた自身が意識的に他の重要なタグを使うことを真
剣に考えるようになるという点です。




CSS(スタイルシート)を使いこなすには、多少の時間と練習が必要かも知れませんし、いきなりこれを実践せよ! とも言いませんが、少なくともこういう考えもあるんだね程度に覚えておいていただければと思います。





★重要タグランキング まとめ


★「TITLE」
★「H1 〜 H6」
★「STRONG」
★「A」
★「EM」
★「B」
★「I」
★「FONT」


前回のメールと合わせて、以上の8つのタグが、クローラー/スパイダーに重要視されると言われているタグです。
これらのタグは、この並び順で優先されますから、できるだけ上位のタグを活用することを意識して、サイト制作をしてみましょう。


きっとこれらを修正しただけでも、予想以上の結果が得られると思いますよ。






◆SEO的 重要なHTMLの要素


さて、では次に、タグとは少し違った側面から、クローラー/スパイダーが読み込むものについて扱っていきたいと思います。


これらは一般にあまりなじみがないと思いますが、少し気を配るだけでちょっとした効果が得られるはずですから、まだまだ気を引き締めて頑張ってください。


では早速。





★通常テキスト


いわずもがな、これはセミナーの中でたびたびお伝えしていることですが、通常テキストもSEO的に見て重要だと考える必要があり、究極的には、



          ━━━━━━━━━━━━━━━━━
           キーワードの使用率が重要になる
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んですね。


キーワードの使用率については、次回セミナーのメールで細かくお伝えする予定でいますが、とにかく普通の文章に対しても、ひとつひとつ意識して書いていきましょうということです。


第3回のメールでお伝えしましたが、【情報量】について改めて考えてみると、いくらたくさんの情報があなたのサイトに掲載されていたとしても、それらが全てあまり意味のない内容であれば、ユーザーはリピートしてくれませんし、そもそもサーバースペースの無駄使いです。


通常テキストを増やすという目的のもとに、サイト内の情報量を増やすという考え方は、単純に無駄な文章の羅列というわけではなく、



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        重要な情報を無料で提供することに意味がある
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のです。


さらに言えば、その中にあなたのサイトテーマ・キーワードに何らかの形で関わる文章が多ければ多いほど、あらゆるキーワードによる検索にヒットする可能性がありますし、1ページ内のテキスト情報量が多い中での極少数のキーワードは、より重要性を増すことになります。



海外といえば、「英語」「旅行」「飛行機」などのキーワードがすぐに浮かぶと思いますが、そこから派生したワードで検索してくる人もいるのですから、そのユーザーをあなたのサイトに呼び込むことができたら、さらなるアクセスアップが図れるというのは、想像に難しくありません。



SEOとはまた少し違った考え方ではありますが、通常テキストの中にキーワードをちりばめることはもちろん、キーワードから派生するあらゆる情報をサイトに掲載することで、そこからアクセス数をアップさせることができるかもしれませんね。





★「META」キーワード・紹介文


第6回のセミナーで詳しくお伝えした「META」タグですが、その中に


-----------------------------------------------------------------------
[META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS"]
[META NAME="description" CONTENTt="いろはにほへと"]
[META NAME="keywords" CONTENT="keyword1, keyword2,keyword3,keyword4"]
-----------------------------------------------------------------------


この3つだけ記載しておきましょう、ということを書きました。


重要な要素という意味での「META」キーワード・紹介文というのは、つまりこの3つの「META」タグが、実は少しだけ重要だということです。


第6回のセミナー中では、「METAタグは重要視されない」と指摘しましたが、それはつまり、他のタグのほうがもっともっと重要なのであって、それに比べたら全然重要ではない、ということをお伝えしたかったのです。


ですが、この「META」タグも、何も書かないよりはいくらかマシですから、全てのページに挿入する時間的余裕があれば、やってみても良いでしょう。


もちろん、優先順位は低いですから、他のタグについてきちんと対応できていないのに、手を出すことでもありません。





★「ALT」属性


ウェブサイトを作っていく上で、あまり重要視されないものではありますが、この「ALT」属性も大事な点です。


「ALT」属性は、画像に付属する代表的な属性ですが、これが指定されていなくてもブラウザ動作上は全く問題ありませんから、見落としがちのサイトオーナーも多いでしょう。


ネットショップを運営されている方で、商品写真などを掲載しているサイトではさらにこれが重要になってくると思いますが、特別そのような写真をたくさん掲載していないサイトでも、これは変わらずに大事なものだと思います。



「ALT」属性の最も大事な点は、画像が表示されなかったときの代替テキストとしての役割です。
もし何らかのネットワークトラブルにより、正常に画像データがブラウザ上に読み込まれなかった際に、画像の代わりとして「ALT」属性に設定したテキストが表示されます。


ユーザーアクセシビリティーという概念からも、全ての画像に「ALT」属性を設定すると良いでしょう。


特に、「A」タグでリンク設定している画像の「ALT」属性は、クローラー/スパイダーに重要視されますから、忘れずに。



※最新情報によると、リンク設定していない(「A」タグで囲まれていない)画
 像の「ALT」属性は、クローラー/スパイダーに無視されているという報告も
 ありますが、SEOという側面ではなく、アクセスしてきたユーザーに対しての
 使いやすさということで、「ALT」属性は指定するようにしましょう。





★「TITLE」属性


こちらも「ALT」属性と同様に、未設定の状態でも全く問題のない属性です。


特に気をつけるべきは、「A」タグ中に設定できるものですが、基本的には、


----------------------------------------------------------
[A href="index.html" title="ホームへ戻る"]ホームへ戻る[/A]
----------------------------------------------------------


のように、「A」タグで囲まれたテキストと同じものを属性設定すると良いでしょう。これなら簡単にできますし、あまり頭を使わずにやれますね。






思った以上にやらなければならないことが多くて、大変だぁ! と思われた方もいるかも知れません。が、これからサイト制作を始める人にとっては、ここで学んだことを、ひとつひとつじっくりやっていけば、あまり大変な作業でもないと思います。


今サイトを持っていて、全てのページを修正するというのは、さすがに大変な作業だとは思いますが、これもアクセスアップのため。手は抜かずにやりましょう。


2回に渡ってお届けしたタグ関連の内容でしたが、次回はもう少しサイト全体を意識したお話をしたいと思います。



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