SEO第10講座・・・クローラー/スパイダーは論理タグを好む | ||
第9講座は、・・・・ -------------------------------------------------- ◆ひとつのタグの中にも、一等地がある ◆おまけ キーワードの作り方/ニッチ領域の見つけ方 -------------------------------------------------- ということについて、お伝えしました。 アクセスアップのための大事な点をお伝えし、また、そもそもインターネットで商売をする上で必要不可欠な考え方も合わせてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。 さて今回は、今まで暖めてきた待望の「重要なタグランキング」をご紹介したいと思います。 あなた自身が全部タダでSEO対策をする上で、この「タグにはランクがある」という考え方はとても大事な点です。 すぐに実践できる内容ですから、読み終えたらすぐに行動してみてくださいね。 それでは、第10講座です。 ◆SEO的重要タグランキング これまでにも、何度かタグのランキング的なお話を少ししたかも知れませんが、ようやくここで詳細を発表するにいたりました。 結論から言うと、 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 重要タグとキーワードのミックス技が効果的 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ということを覚えておいてください。 これからお伝えする重要なタグのひとつひとつに、できるだけキーワードを配置するよう心がけてください。 間違っても、重要タグばかりに意識がいきすぎて、無駄なキーワードまで重要タグで囲んでも、はっきり言って意味がありません。 いくらあなたが意識的に重要なタグを多用していたとしても、クローラー/スパイダーがそれらを読み込む際には、 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 重要タグで囲まれた言葉を重視する ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ のです。 クローラー/スパイダーは、「重要タグの使用頻度」を見ているわけではありませんから、この部分の認識違いをしないようにお願いします。 さて、では実際にどのようなタグが重要視されるのか、ひとつひとつ確認していきましょう。 ★「TITLE」タグ まず最も重要なのは、あなたもご存知のとおり「TITLE」タグです。 「TITLE」タグは、まさにあなたのサイト、サイトテーマを表現したキーワードの結晶です。 クローラー/スパイダーは、HTMLの言語中で重要だと考えられるものを優先して評価していきますから、この考え方は、何も知らない初心者でも簡単に理解できることと思います。 これまでのSEO講座でも耳にタコができるほどお伝えしていることですが、何はなくとも、まずこれだけは抑えておいてくださいね。 ★「H1 〜 H6」タグ あまりなじみのない方もいるかもしれません。 しかし!!! 検索エンジンのアルゴリズムを理解した今、このタグを使わずにサイト制作をするなんて、とんでもない話です!!! これからサイト制作を始める方はもちろん、今までウェブ製作会社などにお願いしてサイトを作ってもらっていたという方、自分で作っていたけど「H」タグなんて使った記憶がないという方、これは要チェックですよ。 市場シェアの90%近くを占めるブラウザである「IE」は、「H」タグを解釈する際に【文字サイズ大】【ボールド】【改行】などを強制的に反映させます。 つまり、 「H」タグで囲われたキーワードや短い文章などは、文字サイズを指定したり、「B」タグで囲わなくても、それらと同じ解釈になります。 ですから、この「H」タグの使用方法として最も適切なのは、 ━━━━━━━━━━━━ ページ先頭の大見出し ━━━━━━━━━━━━ もしくは、 ━━━━━━━━━━━━━━━ ページテキスト内の小見出し ━━━━━━━━━━━━━━━ です。上記を意識して、「H」タグの中にキーワードを盛り込むと良いでしょう。 ★「STRONG」タグ 「HomePage Builder」を使っている人ならご存知の方も多いでしょう。 「STRONG」タグは、一般的に「論理強調タグ」として扱われ、ブラウザから見ると「B」タグと全く同じように作用するものです。 参考までに触れておきますが、「TITLE」タグも「H」タグも、一種の「論理的なHTML記述タグ」として扱われますから、つまり、 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クローラー/スパイダーは論理タグを好む ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ のです。(論理タグについては、各自で勉強してみてください) 最近では「STRONG」タグの機能をつけていないウェブページ作成ツールなどもあり、また、「B」タグと見た目同じ扱いをされますから、 STRONGと長い単語のタグよりも、Bという短いタグを好む人が多いのです。 これも、知っているのと知らないのでは、検索結果に大きな変化を与えるでしょうから、これから全てのボールドにしたい文字装飾には、「STRONG」タグを使うように努めてください。 ★「A」タグ 「A」タグと聞いて一般的に思い浮かぶのは、ハイパーリンクを設定する際に使われる「[A href]」でしょうか。 これ以外にも、同じページ内で移動するための設定としての利用も考えられます。 以前、第5講座でも少し触れたのですが、
このようなトビラページがあるとして、「A」タグでリンク設定されているテキストは、「HTMLページはこちら」と「FLASHページはこちら」ですよね。 ここで「A」タグが重要だというのは、すなわち、 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「A」タグで囲われたリンク先の説明となるテキスト内容が重要 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ということになります。 つまり、この例で言うと、重要だと判断できる「A」タグで囲われているリンク設定テキストは、「HTMLページはこちら」と「FLASHページはこちら」というものになるというわけです。 あなたのサイトテーマ・キーワードが上記2つの内容であれば、それはそれで目的を達成していると思われるので良しとしますが、わざわざ上記2つのキーワードを選ぶ人なんてあまりいないですよね? ですから、トビラページの使用は即刻やめるということはもちろん、「A」タグを使って何がしかのリンクを設定する際には、必ず、 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リンク先のページ説明文に対してリンクを設定する ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 必要があります。 具体的には、 あなたの仕事がスムーズになる魅力的な手帳の詳細はこち として、「詳細はこちら」だけにリンクを設定するのではなくて、 あなたの仕事がスムーズになる魅力的な手帳の詳細はこちら として、説明文を含めた文章全体にリンク設定をすれば良いというわけですね。 クローラー/スパイダーは、あなたのサイトのトップページからテキストを読み上げ始め、リンク設定されている全てのページに対しても巡回を行うため、上記のような説明文全体に対してリンクを設定すると、クローラー/スパイダーは、 このリンクの先には、『仕事・スムーズ・魅力的・手帳・詳細』などのキーワードに関連するサイトがあるんだな。 ということはつまり、このサイトもそのキーワードに近い内容だから、ここでリンク設定で使われている言葉は、このサイトのキーワードにもなるんだな。 と、人間的な解釈をするとかしないとか。 まぁとにかく「A」タグも重要タグのひとつですから、リンクを設定する際には、特別意識して使ってみることをオススメしますよ。 ★「EM」タグ これはもしかするともしかして、世の中的に一番浸透していないタグかも知れません。何を隠そう、私の知人でウェブデザイナー現役バリバリの人間でも、全然知らなかったという人がいたくらいですから。 これは、先ほどお伝えした「STRONG」タグと同様に、論理強調タグの一種で、一般的になじみのある「I」タグと同様の影響を与えます。 つまり、「EM」タグで囲まれたテキストが、イタリック調のテキストになるというわけですが、こちらも論理強調を好むクローラー/スパイダーに対して、とても効果的に作用するタグです。 ウェブページを自分で作ってみるとわかると思いますが、実際に「EM」タグを使用する機会はほとんどありません。 自ら意識的に「EM」タグを使わないことには、全てのページで使われない可能性も出てくるくらいです。 ですから、「STRONG」タグと同様に、あなたのページテキストで少しだけ変化を与えたい場合には、ボールドにしたり色を変えたりも含め、この「EM」タグを有効活用して、テキスト文章にスパイスを与えてみても良いかも知れません。 上記の5種類のタグ ★「TITLE」 ★「H1 〜 H6」 ★「STRONG」 ★「A」 ★「EM」 これらは、SEO(検索エンジン上位表示対策)として、非常に効果のある重要なタグです。全てのページに生かすことはもちろん、常に意識して活用することをオススメします。 ただ、一点だけ注意することとして、これら重要なタグの中にキーワードを詰め込みすぎないように気をつけてください。 重要なキーワードは、それひとつだけがサイトの中にあれば「100%大事なもの」として扱われますが、それがいたるところにちりばめられすぎていると、クローラー/スパイダーは逆の反応を示すことがあります。 すなわちこれが、「検索エンジンスパム対策」なわけですが、相手側もそこまでバカではありませんので、重要タグによるキーワードの使いすぎには注意したほうが良いでしょう。 使っても良いキーワードは、1ページあたり3つくらい。しかもその使用頻度を計算に入れたサイト制作を心がけましょう。 ※キーワードの使用頻度については、SEO講座中に改めてお伝えします。 次回は、論理強調タグから少し離れて、視覚強調タグとその他のテキストタグについて触れてみたいと思いますね!・・・。 |
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